ブラーゴの24ミニカー!ん?おかしくないか?フェラーリ250TR?1957年ミッレミリアのゼッケン330だって?
メ〇カリでフェラーリのミニカー買っちゃいました。
とってもリーズナブルな価格だったのでね。
▼フェラーリ250テスタロッサです。
▼1957年のミッレミリアに出走したゼッケン330?
▼ブラーゴの昔のパッケージですね。懐かしい。1/24サイズのミニカーです。
▼ん? ゼッケン91? 当時のミッレミリアはスタート時刻がゼッケンのはずだよね?
▼ギミックの説明図。ドア開閉とボンネットオープンですね。
箱から出したぞ!
▼フロントフェンダーがちゃんとはまっていない。ウインドウスクリーンも浮いているね。
▼エキパイも外れているし、ボディにも隙間が・・・
出品者さんが悪いわけではないのです。
自分が気づかずに買ったのです。
出品の画像の細かいところまで見ていなかったのです。
▼台座から外して修理しますかね。
▼ついでにミニカー裏面を確認。
BBurago
Ferrari
250 TESTA ROSSA
SCALA 1/24
MADE IN ITALY
イタリアのパートのおばちゃんの組み立てが甘かったのかな?
ま、いいんですよ。
▼ボディはネジ止めなので簡単に分解できますしね。
▼赤い頭のテスタロッサ! V12エンジンだぞ!
▼パーツに問題ございません。
▼ウインドウスクリーンが浮いてしまうので1.2mmプラバンかませました。
▼はい、OK!
▼組み立てました。
▼エキゾーストもOK!
▼多少の隙間があるのはブラーゴクオリティだからね。問題ないよ。
▼台座に固定で完了。かっこいいよね、250テスタロッサのポンツーンフェンダー!
▼ボンネット&ドアは開閉できます。ブラーゴの定番だよね。
▼1980年~90年代のブラーゴのミニカーってこうだったよね。
さて、実車について考察。
▼1957年のミッレミリアに出場した250TR?
▼ゼッケン330?
1957年のミッレミリアを調べたけど250テスタロッサ(ゼッケン330)が見つけられない・・・
▼これがみつかった。
フェラーリ315Sでタルッフィが優勝(フェラーリ公式サイト(日本語))
▼ここにも250テスタロッサ(ゼッケン330)がない!
1957年のミッレミリア レース結果(英語)
▼そうか、ミッレミリアが中止になるあの事故の年か・・・
1957年 ミッレ・ミリア ドライバー2名と観客13名が死亡する大惨事マシンが観客席に!
1957年5月12日、WSC第3戦のミッレ・ミリアで、アルフォンソ・デ・ポルターゴ侯爵とエドモンド・ネルソン(アメリカ)のペアがフェラーリ335Sで4位走行中、ブレシア郊外のグイディッツォーロという村の付近でタイヤが破裂から、マシンが観客の中に飛び込むという事故が発生。ドライバー2人と観客13名が死亡するという大惨事となった。タイヤの破裂によりコントロールを失ったマシンは、まず左にそれて橋の縁石に激突、この時点で観客2名が死亡。
マシンは縁石へ激突した衝撃で宙を舞いその先にあった木製の電柱へ激突、それを起点として空中旋回となりながら濠の外側土手で観戦していた観衆の中に飛び込み、6名が直撃を受け死亡。
土手に当たったマシンは跳ね返りコースを横切って反対側の濠に転落し停止した。
他にも多数の観客が犠牲になり、炎こそ出なかったもののポルターゴ、ネルソンの二名と観衆13名が即死するという大惨事となった。
ポルターゴ享年28歳、ネルソン享年不明。事故はゴールまであと20数マイルの地点だった。
事態を重く見た主催者は以後この大会を中止する(1982年に復活)
さて、多分、きっと、フェラーリ250テスタロッサ(ゼッケン330)の実車は存在しないのではないか?
▼多分、ブラーゴの担当者たちが
「フェラーリ250テスタロッサのミニカーがあるからミッレミリア仕様にして出しちゃうか?」
「ゼッケン番号どうする?」
「パートのおばちゃんの誕生日にでもしとけ!」
「箱の絵どうする?」
「誰かなんか写真持ってないかぁ~」
「これでどう? 250TRじゃないけど?」
「OK!OK!」
こんな経緯で発売!(シゲオの妄想です)
おおらかな、ブラーゴの事ですから無いとは言えないのでは(笑)
シゲオのブラーゴ1/24フェラーリミニカーコレクションのページ
ブラーゴはフェラーリ641/2をカーナンバー27にしてジャン・アレジのシール貼って販売したことあるしね(笑)
▼そのミニカーを自分持っているしね(笑)
シゲオのブラーゴのフェラーリF1ミニカーコレクションのページ