トーマシーマ3だ!ホットウィールだ!ルースの赤いミニカーだ!実車はフェラーリエンジンなんだ!
▼ホットウィールをブリバリせすに飾れるプロテクトケースです。
4台用のものに『トーマシーマ3(Thomassima3)』を入れて飾っています。
赤&グリーン&ブルー2台。
▼未開封4台のほかにルースも1台あるんですけどね。
実は5台のうちの3台は県外の仲間から譲ってもらったもの。
ありがとうございました!
沖縄のリサイクルショップではなかなか発見できな代物です!
こんなマニアックなミニカーをシゲオが好きだと覚えていてくれた仲間に感謝です!
さて、『トーマシーマ3(Thomassima3)』をご存知ですか?
謎車じゃないよ。
実車が存在するよ。
フェラーリエンジンを積んだマシンだよ。
ルースの赤い『トーマシーマ3』を紹介しながら実車についても説明するぞ!
▼実車はトム・ミード(Tom Meade)が作ったマシン。誰だか詳しくは知らんけど。
▼エンジンは事故車から移植したフェラーリのV12らしい。
▼事故車は365GTB/4デイトナあるいは250GTらしいとか定かではないみたい。
デイトナのエンジンだとするとトーマシーマ3は1970年以降のものになるよね?
デイトナは1969年に発表されたモデルだから。
1990年代に雑誌『モデルカーズ』に実車についてのレポートがあった気がするのだが、バックナンバーは押し入れの闇の奥なので引っ張り出す気になれない・・・
▼ミニカーを見てみよう。
▼右サイドには『THOMASSIMA Ⅲ』のロゴあります。
▼左サイドには『THOMASSIMA Ⅲ』のロゴありません。
ブリスターパックに右向きに入れるから、左サイドにロゴは不要と判断したのか?
まさか1/1がそうだったってわけじゃないよね?
▼ミニカー裏面を確認。
(c)1999 M.I.
MALAYSIA
Hotwheels
DESIGN BY TOM MEADE
1999年のキャストですね。
実車は鋳造ホイール、ノックオフスピナー、クロームのエキゾースト、ガルウイングらしい。
ちなみに「トーマシーマ3」があるということは当然「トーマシーマ」、「トーマシーマ2」も存在したらしいよ。
「初代トーマシーマ」は1968年に顧客からの要望で制作したマシン。
クーパーF1のシャシーにフェラーリ250GTのエンジンをミッドに搭載したもの。
フォルムは限りなく330P4に近い。
これは顧客から330P4のレプリカを作って欲しいと言われたから当然なのだが・・・。
しかしデザインを真似されたとエンツォ・フェラーリが激怒したらしい。
そのため「(限りなく330P4に近い)初代トーマシーマ」をその後制作することは出来なくなってしまった。
そこで登場したのが「トーマシーマ2」で、こちらはシボレーV8をフロントに搭載。
デザインもオリジナルになったらしい。
「トーマシーマ・コンペティツィオーネ・シェビー」とも呼ばれたそう。
thomassima competizione chevroletで画像検索!
1970年トリノ・レーシングカー・ショーに出展されたらしい。
そして第3弾として「トーマシーマ3」が制作されたみたいだね。
ホットウィールのミニカーは2000年にバンダイから日本語パッケージで発売されたんですが実は当時はスルーしていました。
実車がフェラーリ公式ではないのでスルーしました。
でも、その後やっぱり欲しくなって2007年にヤフオクで300円で落札。
あまり人気のないマニアックなものだからでしょうか?
1台しか出品されていなかったし他に入札する人もいなくてお買い得でした!
ブリバリしましたよ。当時は基本ブリバリだったので・・・
発売当時にスルーしていたのにこれだけ集めることが出来たのは仲間のおかげ! ありがとう!