映画『プロメテウス』のノベライズ。セリフがほとんどで登場人物の心理描写は少なめ。

2012年8月24日に日本公開された映画『プロメテウス』は皆さんご覧になりましたか?

『エイリアン』(1979年)の前日譚ですよ。

▼そのノベライズ。
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『ブレードランナー』に対する『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のような映画の原作ではなく・・・

完全にノベライズです。

映画完成前の脚本原稿を翻訳したものでしょう。

自分、そういうのも好きなんですよ。

映画の中で「ポカ~ン」だった部分が「なるほど!」に変わったりしますからね。

映画『インターステラー』のノベライズもそうでしたから。


▼さて、裏表紙。
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ブックオフで108円で買ってます(笑)

ありがとう、処分した人!

▼カバーに主な登場人物。デイヴィッド! お前ってやつは・・・
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ここを見て思い出すのは劇場で観た時の事。

沖縄で公開された時、3Dは日本語吹替のみだったんですよ。

3D字幕が観たかったんですけどね。

2Dでは字幕もあったんですが3Dを観たかったので3Dを選択!

3Dの映像は素晴らしかったです! 3Dの映像は!

しかし・・・吹替が・・・

エリザベス・ショウ博士の吹替の剛力彩芽が・・・

吹替史上ワーストワンじゃないかと思える棒読み・・・

ヲイヲイ! 吹替に立ち会った担当者! あの吹替でなんでOKにした?

所属事務所の社長あたりが来て監視でもされてたのかな?

なにか弱みを握られていたか、何かしら忖度があったのか(笑)

とにかくひどい出来でしたよ。

DVDレンタル始まったらすぐに借りて字幕で観ましたよ(笑)


▼奥付を確認
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リンダブックス
2012年9月3日 初版第1刷発行
脚本 ジョン・スペイツ/デイモン・リンデロフ
編著 鈴木詠崇

初版ですね。

訳じゃなく編著ってどういう意味なんでしょう?

2012年6月8日 アメリカ映画公開
2012年8月24日 日本映画公開
2012年9月3日 ノベライズ初版発行

ほぼほぼ映画の通りの内容なので最終稿あたりから作られたノベライズでしょうか?

セリフがほとんどで登場人物の心理描写は少なめ。

正直、ふ~んって感じです。

もうちょっと登場人物の心情を深く描写して欲しかったなぁ。

▼エイリアン本は3冊持ってます。
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左から
●プロメテウス/ジョン・スペイツ/デイモン・リンデロフ(編著:鈴木詠崇)
●エイリアン:コヴェナント/アラン・ディーン・フォスター
●エイリアン/アラン・ディーン・フォスター

コヴェナントとエイリアンは後日ブログに記事書きます。

▼一緒に写っている小物についてはこちら
ナルキッソス
ストームトルーパー
ガチャーネンのHEINRICH(ハインリッヒ)

Amazonで『プロメテウス (リンダブックス) 』を見る

プロメテウス (映画) -Wikipedia-

映画『プロメテウス』は賛否両論じゃなく『否』が多かったみたいですね。

自分のようなエイリアン1作目の熱烈なファンしか『賛』にはならなかったのでしょう・・・

ま、いいんですけどね。

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