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2006年02月09日
腕を切断したドライバーがフェラーリのF1マシンをドライブしたことがある。
はい。確かに。
それは、イタリア人ドライバーのアレッサンドロ・ナニーニで、1980年代後半からミナルディやベネトンで活躍したドライバーです。
1990年に本人が操縦していたヘリコプターが墜落し、右腕を切断してしまいました。同乗していた父親が切断された腕を適切に処置していたので、その後縫合手術を行い見事に成功したんです。
その後、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に復帰しました。
1992年、フェラーリはセミオートマの「F92A」でシリーズを戦っていましたが、このマシンに改良を加え、ナニーニにドライビングの機会を与えました。しかし、握力に問題があるようでF1マシンのドライブは困難だったようです。フェラーリもナニーニ本人も、このドライブはイベントであって、復帰に向けてのテストではないとコメントしていました。

地元、イタリア出身で、事故さえなければ、フェラーリドライバーになっていたかもしれないナニーニに対しての、ご褒美のドライブだったとも言われています。
93年のアルファコルセ・ワークスチームでは、ニコラ・ラリーニとコンビを組んで「アルファ155 V6 TI」で参戦しました。シリーズチャンピオンはラリーニが獲得。ナニーニもポールを獲得したり、優勝したり、ドライバーズランキング8位と右腕切断からの復帰としては十分な結果を残しました。
ちなみに、実家は老舗の「ナニーニ製菓」で、本人も日本でレストランを展開しています。
お姉さんは1990年サッカー・ワールドカップ公式テーマソングを歌ったこともあるイタリアの国民的ロック歌手だそうです。
投稿者 shigeo : 2006/02/09 | 【category:トリビア】
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